パンジーやビオラの花がら摘み

ンジーやビオラなどの一年草は、種ができやすいという特徴があります。
そのままにしておくと、種に養分をとられてしまいますので、
花の数が少なくなったり、大きな花が咲かなかったりすることがあるのです。


こぼれ種から、また新しく芽が出るという楽しみもありますが、
種はそのままにしないで取り除いておくほうが、良く花が咲きます。
きれいな花を咲かせるには、花ガラはこまめに摘み取る作業が大切です。

そのほかに、結実しにくい草花であっても、
散ってしまった花弁や、しおれた花弁が葉や茎などについてしまうと、
そこから株が腐っていく場合もありますので、
花ガラ摘みのお手入れは、できるだけこまめにしておきたいものです。

花ガラの摘みかたにも、少しの工夫があると、それぞれの花をよりきれいに楽しめますよ。

パンジーやビオラは、一輪ずつ別々の花茎に花を咲かせますので、
咲き終わった花は花茎ごと摘み取るようにします。
一輪ずつ咲く花は、パンジーのほかにも以下のような花があります。

・アイスランド ・ポピー ・キンセンカ ・クリサンセマム ・パルドサム ・デイジー 

パンジーやビオラと同じように花茎ごと摘みとっても大丈夫です。

いっぽう、一本の花茎に次々とはなをさかせるタイプの場合には、
花ガラを摘み取りは、すこし作業が異なります。

脇芽のすぐ上で、花茎をはさみで切り取るようにして、花ガラを摘みます。
そうすると、脇芽が伸びだしてきますので、再び花を咲かせます。

・キンギョソウ ・ストック ・プリムラ ・マラコイデスなども同じ摘み取り方をします。

 

元気な花苗・生花を取り扱う「飯塚園芸」です。
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