開花期間の長い花~追肥のしかた~
パンジー、ビオラやスイートアリッサム、クリサンセマム、パルドサムなどの一年草は、
次々と花を咲かせる種類です。
ひとつの花が咲き終わっても、また芽が伸びて花を咲かせてくれますので、
ながく楽しめて、人気の草花です。
ながく元気に、そして、たくさんの花を咲かせるためには、
それに足りる肥料も必要となってきます。
肥料切れかな?と思われるときには、追肥を施しましょう。
とくに、パンジーやビオラは、冬の時期(1月~2月ごろ)は、
何となく元気がないと感じる場合があります。
「水が足りないかな?」と水を与えてみたくなりますが、
水分は適量で大丈夫なんです。
これは、水分ではなく、追肥の目安なんですね。
・葉っぱが青黒くなっている
・株が間延びして、葉っぱが緑黄色になっている
上記のような状態がみられたら、追肥してあげましょう。
開花中に必要なのは、茎や葉ばかりが茂って
花が咲きにくくなる傾向がありますので
緩効性化成肥料(チッ素分が特に多いものは避けるようにします)を一回施してみるか、
同様にチッ素分が多くない液体肥料を、一週間から10日に1回のペースで施すようにします。
追肥をしなくても、花は咲きますが、小さな花になったり、数が少ないものとなります。
せっかくでしたら、大きな花を元気よくたくさん咲かせましょう。
追肥は、元気な花を楽しむためのコツといえます。