咲き終わったポインセチアのお手入れについて
年の瀬の寒くなってきたころに、鮮やかに生える赤色の葉。
「クリスマスフラワー」という別名があるポインセチアは
花びらのように見える赤い苞(ほう)と緑色の葉が美しいですね。
花の少ない季節を華やかに彩ってくれるうえに
赤、白、緑のクリスマスカラーを揃えることができるので
このシーズンに欠かせない観葉植物として親しまれる植物です。
キリスト教のエリアでは、ポインセチアの赤はキリストの血を
緑は永遠の命を表していると考えられ、宗教的な意味合いも含んでいるそうです。
ポインセチアが日本に入ってきたのは、明治時代に入ってからのこと。
いまや、品種改良によって色数がぐっと増え
いろいろなバリエーションが楽しめるようになっています。
せっかくなら、一時のシーズン物で終わらせず
翌年も楽しめるように、ポインセチアのお世話にトライしてみませんか?
長く楽しむためには、水やりのほかに、大切なのが「剪定」です。
春になり気温が上昇すると、生育期に入りどんどん枝が伸びていきます。
環境が合えば旺盛に生育して、背丈が1mを越してしまうことがありますが
日照不足であったり、急激な環境変化があると
葉が落ちたり、葉と葉の間が間延びする「徒長」の状態になることもあります。
すくすくとした株の状態で長く楽しむためには
必要に応じて随時、剪定が必要になるのです。
不必要に伸びすぎた枝や間延びした枝を整理して姿形を整えてあげましょう。
切り戻しをすることで、株をコンパクトに維持することができます。
また、繁って混み合っているようなところは
風通しが悪くなり、カビの一種である「灰色かび病」に罹る恐れもありますから
枝を透かすように剪定することで、風通しをよくすることができます。
「飯塚園芸」では、無農薬で育てた植物を
一年中、出荷することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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